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人間や社会は「隠された知識」を無尽蔵に持っている。
シャーマンの知識から、ベンチャー企業の戦略、潜在記憶まで。
その豊かな財産を発見し、共有するための8冊。
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イノベーションとベンチャー企業
野中郁次郎 編
八千代出版 2002年
ISBN4-8429-1224-3
今後の経営を担う世代が、イノベーション・プロセスに関する体系的な知識を習得することは必須であるにもかかわらず、わが国ではまだ専門的なテキストが少ない。本書はこうした状況を打開するために、知識科学研究科の多くのスタッフが参加することによって編まれた一冊である。(永田晃也)
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イノベーションのジレンマ
クレイトン・クリステンセン 著
伊豆原弓 訳
翔泳社 2000年
ISBN4-88135-839-1
本書が冒頭に掲げるのは、優良企業はその優れた経営ゆえに競争優位を失っていくという驚くべき命題である。これを論証するために著者が提示した「破壊的イノベーションの法則」は、精緻な事例研究に裏付けられた強い説得力を持っている。(永田晃也)
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知識資産の経営
企業を変える第5の資源
紺野登 著
日本経済新聞社 1998年
ISBN4-532-14636-4
知識資産とナレッジ・マネジメントのかかわりを解説しつつ、それらを企業の競争戦略の中にどのように位置づけるかを論じている。(遠山亮子)
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シャーマンの弟子になった
民族植物学者の話 上・下
マーク・プロトキン 著
屋代通子 訳
築地書館 1999年
ISBN4-8067-1183-7
ISBN4-8067-1184-5
現在、熱帯雨林の薬用植物は、コストが比較的かからない新薬開発の素材として注目されている。本書は、民族植物学者がアマゾンのシャーマン(呪術医)に弟子入りし、彼の豊かな薬用植物についての知識を学ぶ冒険談。(梅本勝博)
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サブリミナル・マインド
下條信輔 著
中央公論新社 1996年
ISBN4-12-101324-7
潜在記憶に訴える「サブリミナル効果」という怪しげなキ−ワ−ドが、暗黙知、潜在記憶、あるいは無自覚的アウェアネスという知識科学の重要キ−ワ−ドと密接に関連していることに気付かせるという意味で、本書は知識科学を志す人の必読書のひとつである。「再認あるいは再学習」レベルのいわば暗黙知の一部を、どのようにすれば形式知レベルで理解できるかのヒントが示唆されている点で興味深い。豊富な例示および分かりやすい語り口という点も好感が持てる。(國藤進)
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ビジネスモデル特許戦略
ケビン・G・リベット/デビット・クライン 著
NTTデータ技術開発本部 訳
NTT出版 2000年
ISBN4-7571-2040-0
原著のタイトルである「屋根裏のレンブラント」は、これまで見過ごされてきた知的財産の資産価値を、死蔵された名画に喩えたものである。このタイトルが示すように、本書はビジネス方法の特許について解説したものではなく、知的財産に関連する経営戦略の課題を幅広く取り上げている。(永田晃也)
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経営学入門
上・下
榊原清則 著
日本経済新聞社 2002年
ISBN4-532-10853-5
ISBN4-532-10854-3
経営学の基本を単純明快に解説した入門書である。著者が前書きで強調している「経営を科学する」という信念が随所に埋め込まれた書であり、特に工学を専門とする読者に推薦できる入門編の一冊である。(吉田武稔)
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結いの心
綾の町づくりはなぜ成功したか
郷田實 著
ビジネス社 1998年
ISBN4-8284-0801-0
過疎と貧しさで「夜逃げの町」と言われた宮崎県綾町を、今では年間120万人の観光客が訪れる自然豊かな「有機農業の町」に発展させた町長の自伝的著作。綾町は「知識創造自治体」の先駆とも言える。(梅本勝博)
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